育児に”私らしさ”って必要?3児の母でフォロワー10万人のインスタグラマーに話を聞いたら育児で大切なことを教わった
あなたは子育てをしているとき、
こんなことを思ったことはありませんか?
「ママとしての自分に手一杯で、
最近好きなことできてないな…」
「育児が大変で、自分のことがおざなりになってるな…」
そんな育児の大変さや苦労を
少しでも楽にする方法があったら…
知りたいですよね。
そこで今回の対談シリーズでは、
3児の母でありながらも
Instagramのフォロワー10万人の
ママインフルエンサー
「うえむら あやの」さんに
インタビューさせていただきました。
うえむらさんが感じた育児の大変さや、
うえむら流ストレスを溜めない育児について
お話しを伺いました。
「今が人生で一番忙しいけど”産んでよかった”」そう心から思える理由とは?
崎田:
ANDROSOPHYの崎田です。
上村さん、本日はよろしくお願いします。
うえむらさん:
はい、よろしくお願いします!
崎田:
まずは、自己紹介をお願いしてもいいですか?
うえむらさん:
はい!
うえむら あやのです。よろしくお願いします!
3児の母で、Instagramで日々の育児や
家族のことについて投稿しています。
崎田:
うえむらさんのInstagram、
すごいフォロワーさんの数ですよね!
カッコいいママさんだなーと思っていました。
そんな中で3児のママもやられているのは、
同じママとして尊敬しています…!
うえむらさん:
とんでもないです…!
たしかに鬼大変で忙しくはあるんですが、
3人産んでよかったなって心から思えています。
今上の子が小学1年生で、
年少さんと保育園に通っている2人がいるんですが
毎日子どもの成長を感じられて
私自身がめちゃくちゃパワーもらってます!
崎田:
日々成長を感じられるということも、
子どもからパワーをもらうというところも
すごく共感です!
子どもって小さいけどパワフルですもんね笑
うえむらさん:
今までは夫にあたってキーッ!って
なっていたんですが今は頑張っている子どもたちを
見て元気づけられているので今が一番子育てが
楽しいですね!
大人でも新しい環境にいくのは怖いのに、
子どもたちはよくやってますよ笑
フォロワー10万人インスタグラマーの手を抜きまくりライフスタイル
崎田:
3人のお子さんの育児をしながらも、
Instagramでフォロワー10万人もいるので
「すごいお方だ…」と尊敬しています!
そもそものお話しですが、
どうやってインフルエンサーになったんですか?
うえむらさん:
最初は専業主婦がつまらなくなってきたときに
「もっとたくさん洋服が着たい」という理由で
ZOZOTOWNの着用モデルに応募したのが
きっかけでした。
有名な方々がいる中でなぜか私もいたんです笑
本当にラッキーウーマンなんですが
洋服は小さい頃から好きだったので
オシャレにも興味があったんです。
崎田:
運も実力のうちですから!
そんなインフルエンサーとしてお忙しい中で
育児との両立はどうやっていたんでしょうか?
うえむらさん:
こう言ったら語弊があるかもしれませんが、
実は、家事をがんばっていないんですよ。
崎田:
え!?
家事をがんばっていない?!
どういうことでしょうか?
うえむらさん:
もちろん最初はがんばってました。
でも私ががんばることで
私自身がすり減るのもイヤでしたし、
子どもたちの時間も
もっと増やそうと思ったんです。
崎田:
自分の心のバランスを取ろうと決めたんですね。
うえむらさん:
ママって、がんばれなかった自分を
責めたりするじゃないですか。
そういうのもやめようと思って。
崎田:
ああ、たしかに
「ちゃんとママをしなきゃ…!」という
感じでずっとストレス抱えていますもんね。
うえむらさん:
その状態って自分にとってよくないし、
子どもにとっても良くないなって思ったんです。
だから、がんばれなかった日でも
自分を責めないようにしました。
崎田:
自分を責めないために、
がんばれなくても仕方ない!
割り切るのも大切なんですね。
うえむらさん:
そうですね。
がんばらない日は
掃除機も洗濯物もやめて、
ごはんは買ってきたりして
手を抜きまくってました笑
その分、子どもたちと
思いっきり公園で遊んだりしています。
【うえむら流】ストレスを溜めない”雑な育児”
崎田:
私もずっと
「ちゃんとしなきゃ」と思ってましたが、
適度に手を抜くのも大切なんですね。
もう少し、
うえむらさん流の育児を教えてもらえますか?
”雑だと思う育児”の詳細とは?
うえむらさん:
一人育児のママさんからみたら
本当に雑な育児をしていると思いますよ笑
崎田:
具体的には、どんなことをしているんですか?
うえむらさん:
例えば、上の子どもたちの食事は
みそ汁とご飯あればいいやと。
三女はまだ小さいので、
食パンとバナナなど手づかみできるもの。
食べてる間にキッチンから見ながら、
お弁当をつくったり家事、化粧をしたりと
もう、同時にこなしています笑
崎田:
ちゃんとご飯を出して
しかも、自分の支度まで
できているからすごいですよ!
離乳食を作っていたときはどうされていたんですか?
うえむらさん:
離乳食は手作りとはいえないものですよ!
ごはんにお湯足してちんしてふやかして、
お味噌汁とかスープを出してます。
あとは、1人目のときは使いませんでしたが
今はベビーフードも使ってます。
崎田:
ありがとうございます!
食事以外でも、他にありますか?
うえむらさん:
洋服をぐっちゃぐちゃにしまわれて
シワだらけでも「失くさなきゃいいよ」
という精神があります笑
子どもの洋服は、
上下柄のスタイリングでも全然OKですし。
崎田:
子供服にも妥協の精神が…!
うえむらさん:
そうですね笑
あとは、1人目のときには毎日除菌シートで
床を拭いたりおもちゃを消毒したりしてました。
でも今は、のどにつまらせないようにだけ
注意しながら、子どもがおもちゃを舐めても
見てだけにしていますね。
大変なことは選ばず、子どものそばで笑っているお母さんでいたい
崎田:
最初は食事も全部手作り、
除菌シートなども使っていた中で、
どのような心境の変化があって
今に至ったんでしょうか?
うえむらさん:
2人目を育ててきた経験と3人いる忙しさから
自然とそうなっていきました。
ふと、「何を私は頑張っていたんだろう」って。
忙しくてストレスを抱えているママより、
子どものそばで笑っているママの方が
絶対育児にいいよなって思いましたね。
崎田:
子どもとの時間を大切にして笑顔でいる
ママの方が、子どもも嬉しいですよね。
でも、どうやって子どもとの時間を
作れたんでしょうか?
うえむらさん:
大変なことは選ばないように、
時間とお金の使い方を変えました。
離乳食をがんばってつくる時間があったら、
ベビーフードでササッと作って隣で
一緒に笑って遊んだ方がいいとか。
他にも、エアコンの掃除とかも業者を
頼りましたし、掃除や家事の一部も
産後一か月は週に何日かを
家事代行さんにお願いしていましたね。
崎田:
なるほど!
家事代行などをうまく使って
自分で解決するのが難しいことは
ちゃんと人に頼れていたんですね!
うえむらさん:
そうですね!
もちろん他のことをお願いする分、
子どもはちゃんと自分で見ていたので
いいかなと思っていました。
特に産後はある程度身体を休めないと、
ちゃんと回復できないままでストレスが増えて
子どもや夫に当たってしまうと
分かっていましたので。
崎田:
産後は心身ともに弱ってますからね…
うえむらさん:
あと、今は分からないんですが
当時は助成金が出ていたので、
何時間かは無料で利用できたので
有効活用していました。
助成金や補助金はかなり負担が減るので
ぜひ一度調べてみてほしいですね。
1人目のときに子育てが嫌になって、夫に当たっていた日々
崎田:
私も子どもが1人いるんですが、
3人もお子さんがいて、しっかり育児を
楽しめるのは尊敬です…。
うえむらさん:
ありがとうございます!
崎田:
私も子どもが1人いて、
育児がかなり大変に感じてしまう時期が
ありました…。
うえむらさんは子育てを
大変に思う時期はなかったんでしょうか?
うえむらさん:
いやいや!
ぜんぜんありますよ!
特に1人目のときが一番大変だったと思います。
崎田:
1人目って、何も分からない初めての状態なので
余計に不安ですよね。
うえむらさん:
そうなんです。
1人目のときは、
よく情緒不安定になってました。
そのせいで、よく夫に当たったりもしました…。
崎田:
私も同じような経験があります…。
子育てには影響しなかったですか?
うえむらさん:
それが、夫の場合は次の日まで
むかつくということがよくありますが、
子育てはまったく引きずらなかったです。
「子育てしんどい!」
と思って夜に落ち込んだとしても、
次の日には回復できる私の性格は幸運でした。
育児に”私らしさ”って必要?
崎田:
うえむらさんのInstagramを
見させていただくと、すごくオシャレで
カッコいいなと思います!
子育てに”自分らしさ”や自分の好きなものを
取り入れる工夫はされているんでしょうか?
うえむらさん:
実は、自分らしさって考えたことないんですよ。
正直、なんなのか分かってないくらいです笑
崎田:
そうだったんですか!?
うえむらさん:
ただ初めて出産したときは、
自分の好きなものを全部我慢した感覚はありました。
時間も見た目も肌ツヤとかも。
崎田:
私も同じでした!
子育てしていると、
自分は後回しになりがちですよね…。
うえむらさん:
そうなんですよ!
でも今は、長女を見ていると
子育てって本当に一瞬だなと思います。
だから大変だけど、
子育ての尊い時間が幸せだなと思っているんです。
自分の時間は、あとからいくらでもできることを
今は知っていますので。
崎田:
子育ての尊さはたしかに感じますね。
そんな中で、Instagramなどで発信されるときに
気をつけていることや、
「こういう風にはならないようにしよう」
と気をつけていることはありますか?
Tシャツとジーンズを颯爽と着れるかっこいい女性に憧れている
うえむらさん:
一応、「THE・おっかさん」みたいには
ならないように気をつけてはいますね。
私の憧れが
【Tシャツとジーンズを
颯爽と着こなしている女性】
なので、そんな自分を想像しながら、
出かける前に鏡を見てチェックしてます!
崎田:
理想的な自分像があるんですね!
それに近づけるように、毎日チェックしていると!
うえむらさん:
憧れとは程遠いんですけどね笑
でも、お気に入りの服を着ると
テンションも上がりますよ。
ダラシない日はダラシない用で
お気に入りの服を着たりもしてます。
崎田:
ダラシない用にお気に入りの
洋服があるっていいですね!
うえむらさん:
ダラシない用と言っても、
くたびれたものは着ないようにしています。
くたびれた服はすぐ処分して、
1軍と2軍の服しかないっていう感じです。
昔は洋服を捨てられなかったんですが、
夫のきれい好きの影響で変わりました。
崎田:
うえむらさんがオシャレなのは意図して
1軍と2軍の服しか着ないからだったんですね!
うえむらさん:
すっぴんでも格好はちゃんとするようにしています。
でも用事がない日は引きこもり気味です。
すっぴんで、髪も起きたまんま笑
お仕事がある日も、
メイクはファンデーションしないで眼だけやって
髪はキャップで隠すとか手を抜きまくりなんです笑
崎田:
そんなふうに見えないのがまたすごいです!
周りのオシャレママたちに馴染むために必死?
うえむらさん:
あと、近くにいるママ友が、
ちゃんとキレイにしてオシャレなんですよ。
そうなろうとしているわけではないですが、
そこに馴染めるように近づこうとは思ってますね。
崎田:
なるほど!
周りのママ友さんの影響もあるんですね。
何か意識して続けていることとかあるんですか?
うえむらさん:
美顔器したり、スクワットを20回したり、
洗い物や信号待ちしているときに
お尻をキュッと締めたりしてますね。
毎日やってるわけではないので、
「できないときはできない!」
と割り切ってます笑
崎田:
それでも努力されていてすごいです!
なかなかできないですよ!
1人目のときも子どもとの時間をもっと楽しめばよかった
崎田:
妊娠中や出産後すぐの自分を振り返ってみて、
プレママさんや出産後すぐのママさんに
何かお伝えしたいことはありますか?
うえむらさん:
伝えたいこと、と言うと難しいですが…。
でも、プレママさんが
育児に慎重になる気持ちはすごく分かります。
私も神経質でしたし、
「お母さんなんだから」という
変な呪いのようなものがありました。
「理想の母」に自分自身をはめ込もうと
ずっと必死だったんです。
崎田:
すごく分かります。
多くのママさんが、
同じ感覚を持っているんじゃないかなと思います。
うえむらさん:
ママさんはみんな必死で育児をしているし、
自分でやると決めたからがんばっちゃうんですが
いざやってみるとやっぱり大変で…。
でもやらなきゃって辛くなるんですよね。
崎田:
私もそうです…。
うえむらさん:
ベビーフードを使ったり家事代行を
頼んだりするのも心理的ハードルがあったんですが
夫の気の抜き方が本当に上手で…笑
崎田:
旦那さんは心理的ハードルがなかったんですね!
うえむらさん:
はい、むしろ私が辛そうにがんばっていることも
分かっていて。
崎田:
旦那さんは気づいていらっしゃったんですね。
うえむらさん:
はい。
2人目が生まれたときに、
「何をそんなにがんばっているんだろう」って
限界だった気持ちを夫に話したんです。
そしたら、「あやのが楽しければいいよ。
楽しければ結果はついてくるもんだから」って
言ってくれました。
崎田:
素敵な旦那さんですね!
うえむらさん:
ありがたかったですね。
それからは肩肘張らずに、
気楽に考えるようになれました。
おかげで今は、本当に育児が楽しいから、
この気持ちで最初から育児できたら
良かったなって思っています。
崎田:
その気持ちがこれを読んでいるママさんや
プレママさんにも届くといいですね。
うえむらさん:
そうですね。
育児って気づいたら本当にすぐ終わっちゃうので、
今しかないこの時を
楽しんでもらえたらいいなと思います。
”家族で育児をする”ために必要なアイテムが抱っこ紐
崎田:
今も抱っこ紐は使われていますか?
うえむらさん:
三女の抱っこで使っています。
ベビーカーに乗ってくれないときや、
おんぶしながらご飯を作るときに
移動するときによく使ってます。
ANDROSOPHYの抱っこ紐は
夫もよく着けてくれていますよ。
崎田:
ありがとうございます!
どんなところが気に入っているんでしょうか?
うえむらさん:
2つのポケットですね。
以前は夫に対して「自分のものは自分で持って!」
って喧嘩したこともあるんですが、
ANDROSOPHYの抱っこ紐はポケットがあって
収納できるので便利みたいです。
あとは、母ちゃん感が出ないデザインも
気に入ってます!
スタイリッシュなので洋服に合わせやすいですから。
崎田:
しっかりと使っていただけて嬉しいです!
うえむらさん:
あとはポーチセットもよく使っていますね。
お出かけするときに、オムツとか
ミルクとかを持ち運びやすいので
けっこう使い勝手がいいと感じています!
崎田:
ポーチセットも使っていただき
ありがとうございます!
ポーチやペアレンツバッグも使い勝手が良くて
人気なので、そう言っていただけて嬉しいです。
今後、うえむらさんがやっていきたいことは
ありますか?
うえむらさん:
実は明確にはないんですよ。
ありがたいことに今お仕事をいただけていますが、
なくなったら主婦に戻る感じです。
ママ業が一番ですからね。
子どもが大きくなったら、
やりたいことができてくるかもしれませんね!
崎田:
まずは子どもとの時間を大切にしていく
ということですね!
私もママとして育児を楽しんでいこうと思います!
うえむらさん、本日は貴重なお話しを
お聞かせていただきありがとうございました!
うえむらさん:
こちらこそ、ありがとうございました!